四国のライブハウス「Fool on the hill」様と協業させていただくことになりました。

東かがわ市にある、ロケーション最高のライブハウス、「Fool on the hill」様と協業させていただくことになりました。

オーナーであり、プロのマルチプレイヤーでもある秋吉氏が経営とエンジニアリングを行っておられます。音も最高です。

https://www.facebook.com/akig1950/posts/203141658487740

四国の方々、是非よろしくお願いいたします。

「配信したいけどエンジニアいない。呼ぶ予算も機材もない。あるのはスマホだけ」→ 大丈夫です!

今大事なのは敷居を下げること。誰でもできること。

現場側の機材への投資ほぼ0円。配信のノウハウも不要。ただスマホで撮るだけ。後は全部お任せの ”高音質”&”マルチカム” 配信。着々と準備進めています。

現場側に必要なのはスマホ数台(台数はカメラを何台にしたいか、による)と無料アプリだけ。あとは本部側のエンジニアがスイッチングもテロップ挿入も全部やります。エンジニアの出張がないのでずっと安く配信が行えます。

会場はインターネットさえつながっていればどこでもOK※
カメラのスイッチングも遠隔地同士をつないだトークや複数の遠隔地を結んだブッキングライブなど、全部本部側でコントロールできます。

※ WiFi 環境とオーディオI/Fの仕様を強くお勧めします。

推奨オーディオ I/F: Roland GO:MIXER、TASCAM iXZ
(オーディオ I/F 貸出もしております。)

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今ならオーディオ I/F の2週間貸出無料!ライブの1週間前にお送りして、1週間後にご返送いただければOKです。

完全リモート配信 実証実験完了

上手く行きました。これで、現地にオペレーターもPCも不要。最小限の機材を送付するだけ。遠隔地でのライブ配信もより安価により安全にできます。
これまでは、

現場 -  (映像/音声) → 本部で編集 → 配信

という流れでしたが、これだとタイムラグも大きい上にトラブルのリスクポイントも多くなりました。 今回の実証実験は Ethernet over IP を利用して、L3 上で L2 を通すことで (リモートブリッジ)、

現場 ← 本部は遠隔制御のみ
 ↓ 
配信

としています。

なので、現場のネットワークさえ確保できていれば (まぁ、これが確保できてなければそもそも配信ができない)、トラブルリスクを減らして配信が可能になり、タイムラグも圧縮できます。(本部への回線と配信回線は通信事情によって分けることも共用することも可能。)

本部に送ってくる映像はモニター用なので高画質である必要がなく(配信映像とは無関係)、回線事情が悪い場合は解像度を落とせばいいだけなので問題ありません。

オンライン就活事業に技術サポートとして参加

今回も、シンキング様がかかわっておられる山口県主催のオンライン就活イベントに、技術サポートとして入らせていただいております。

https://www.saikyobank.co.jp/personal/information/2020/12/in2020.html

これまでは、希望する学生さんたちを乗せたバスで、各企業を訪問するというイベントだったのですが、covid-19のことがあり、オンラインでの開催となったわけです。

あくまで、技術サポート(カメラマンもやります(笑))として入らせていただいていますが、いろいろと勉強させていただいています。

もちろん仕事ですので成功させることが最大の使命ですが、ここで得た経験をノウハウとして蓄積して、今後の配信事業につなげていきたいと思います。

高品質 出張配信サービス、事例紹介

コロナ禍の中、音楽のライブコンサートや演劇に留まらず、会合やセミナーも配信またはハイブリッド(リアル+配信)が標準となってきましたね。

とはいえ、「ライブ配信をしてみたいが機材も持っていない」「どうせやるなら質の高いライブ配信をしたい」「会場には映像設備も音響設備もないが配信をしたい」という声も多いですよね。

一方、「業者に相談してみたが、料金が高過ぎる上、融通も利かず、断念した」という声も聴きます。

そこで、創業以来23年間行ってきたテレワークで培ったネットワーク技術、そして、コンテンツ制作で蓄積した音響ノウハウを活かした高品質出張ライブ配信サービスを始めました。タッグを組んだのは、こちらもリモートワークに豊富な経験と実績を持つ株式会社ジェイワン様。

費用も機材費込みで、標準的な費用の半額以下(実際にはもっと安価です)。

先週~今週で2件、出張配信を行いました。

  ・・・

まず、こちらはホテルで開催された、ある一般財団法人様の総会の模様を全国の会員様にストリーミング配信したもの。

写真1:総会の模様をストリーミングでリアルタイム全国中継

映像は、3カム+ PC(プロジェクター投影+配信)。

正面(バストアップ)カメラにはクリップオンでLEDアレイ照明、質疑応答用(発言者を抜く映像用)に D750 + AFS 24-120/4、会場全体用に GoProという構成です。

こういう広めの会場ではエンコーダー/エクステンダーは必須ですね。素の HDMI じゃ無理ですから。業務用の SDI より Cat5e/6 ケーブルの方がいざとなった時に近場の家電店でも入手可能なのでリスク管理的には圧倒的に有利ですし、何よりネットワークケーブルの方が進化が速く、バリエーションも豊富ですから。

今回の音声は、会場の PA ご担当者様からLINE(+4)でミックス後のものをいただき使用。双方のノミナルでレベルを合わせたので、音響はハンズフリーでした!

  ・・・

そしてもう1件、ある団体様の月例セミナーのリアルタイム配信です。

写真2: 違和感のない会話収録のために C414B XLII を双指向で使用

音声収録は、違和感のない会話収録のために、AGK C414B XLII を双指向性で使用。
AT 841UG バウンダリーマイクの使用も考えましたが、PC やタブレットの操作を手元で行うこともあり、双指向性マイクで収録しました。それにより非常に良い結果が得られました。
音声はマイク、PC、タブレットの3系統を QSC Touchmix-8 に入力しミックス、ATEM mini Pro に LINE OUT(-10)しました。

カメラは正面からのバストアップを Nikon D750 + AFS 24-120/4 に、リングライトをクリップオン。
通常の事務所での撮影なので、シーリングライト(天井取り付けライト)による鼻下、顎下の影をライティングで起こすのがポイントです。

写真3:広くない室内なので影起こしは正面からのクリップオン1発でOK

タブレット端末の手元の操作画面の俯瞰位置からの撮影に ZOOM Q2n にアーム式マイクスタンドを組み合わせて撮影。(机の上の「 の形のマスキングはタブレット配置用のマーク)

写真4:アームスタンドに Q2n を取り付けてタブレット端末の操作を俯瞰位置から撮影

実際には以下のような映像になります。

写真5:実際に俯瞰位置からの配信映像

どちらの案件も、「え?それ聞いてません」ということが満載で、すんなりとはいきませんでしたが、あらゆるシナリオを考えて機材を用意して行ったので、なんとか無事に終わらせることができました。

ライブ配信による会合、セミナー、ライブなどをご検討の企業、団体、個人の皆さま、是非一度、弊社のサービスのご利用をご検討くださいませ。

コロナ後のライブハウスとアーティストの力に

今回の covid-19 で、音楽を愛する業界は大打撃を受けた。

コロナ後も完全に元に戻ることはないかもしれない。

ただ、今回の covid-19 でひとつ収穫があったとすれば、ライブのネット配信が意外と受け入れられたこと。

何より、簡単には見に行けない遠くの地方のアーティスト/ミュージシャンのライブを遠い自分の部屋でゆっくり見られるのは素晴らしいし、アーティストにとってもより多くの人に音楽を届けられ、収入の安定につなげることができる。素晴らしいプロミュージシャンでも、キャパが50人の会場を毎回いっぱいにすることはなかなか難しいこと。しかし、ネット配信なら全国にいるファンに見てもらうことができることがよくわかったと思う。

そして、国境が事実上ないも同然となったこの社会では、未知の病原体によるパンデミックの脅威は年々高まっていることも事実。

そう考えると、今後、ライブハウスなどの会場では、お店で直接ライブを楽しまれるお客様と、ネット配信で楽しまれるお客様の両方にアプローチしていくスタイルを取らざるを得なくなると思う。

とはいえ、障壁は高い。

1.経済面
安あがりなセットを組んだとしても、なんだかんだで100万円近くになる配信機材をおいそれと導入できるライブハウスなど限られてくる。設備投資費用を捻出して導入できたとしても、実際に運用できるかというとまた別だ。

2.人員面
そういう機材をきちんと使って配信するには、1人は付きっ切りで操作しないといけない。
PA(音響)と兼任はかなり厳しい。そして、飲食やら会計やらを担当するのがもう1人。となると、最低3人が必要になる。

3.ソフト面
しかも、PC や通信に詳しくないと、トラブったら終わる。ネット配信を定額前払いで行う場合は払い戻しの問題も出てくる。

4.ハード面
有線インターネットが届いていないお店も非常に多い。そういうお店で満足な配信を行うのはかなり難しい。

そこで、現在開発中。こんなシステム。

1.3カムシステムでトータルで組んでも機材30万円以内。2カムなら10万円以内。
2.専任担当者が不要
3.PCレスで運用可能
4.固定ネット回線がなくても配信可能

これなら、小規模のライブハウスでも十分導入できるし、きっと力になる。

ご期待ください。

プロモビデオへのBGMにご採用いただきました

神戸に本拠を置くギター工房「Soul Sound」様のプロモーションビデオのBGMとして、オリジナル楽曲をご採用いただくことが決定いたしました。ありがとうございます。

ギターのデザイン、素材の木材の選定から始まり、塗装や部品組付けまでをビデオでご覧いただけます。

オフィシャルビデオが完成次第、ここでも公開させていただきます。

SDL Trados へのプロジェクト新規インポート自動化ツール #3

SDL 社にも一応、見解は訊いてみた。

API があるからそれを使え

とのこと。
いや、もちろん、API があるのは知ってるけどさ(笑)

そりゃ、インポートするだけなら簡単ですよ。
↓のメソッドを1発呼ぶだけ。

http://producthelp.sdl.com/SDK/ProjectAutomationApi/2017/html/52fc290c-c4e1-3daf-2227-d69b78594cdc.htm

でもさ、新規インポートするためだけに、クライアント毎のルールを定義したファイルを読み込んで、プロジェクトインポートを自動化するプログラムを C# で組め、と。

いやいや、そういうバッチ機能くらいは、標準で提供してよ、ということですよ。
やっぱりないのね。

そりゃ、組めばなんだってできますよ(笑)

というわけで、やっぱり、sikuli + Perl / Python が一番融通が利いて簡単そうだ。