完全リモート配信 実証実験完了

上手く行きました。これで、現地にオペレーターもPCも不要。最小限の機材を送付するだけ。遠隔地でのライブ配信もより安価により安全にできます。
これまでは、

現場 -  (映像/音声) → 本部で編集 → 配信

という流れでしたが、これだとタイムラグも大きい上にトラブルのリスクポイントも多くなりました。 今回の実証実験は Ethernet over IP を利用して、L3 上で L2 を通すことで (リモートブリッジ)、

現場 ← 本部は遠隔制御のみ
 ↓ 
配信

としています。

なので、現場のネットワークさえ確保できていれば (まぁ、これが確保できてなければそもそも配信ができない)、トラブルリスクを減らして配信が可能になり、タイムラグも圧縮できます。(本部への回線と配信回線は通信事情によって分けることも共用することも可能。)

本部に送ってくる映像はモニター用なので高画質である必要がなく(配信映像とは無関係)、回線事情が悪い場合は解像度を落とせばいいだけなので問題ありません。

オンライン就活事業に技術サポートとして参加

今回も、シンキング様がかかわっておられる山口県主催のオンライン就活イベントに、技術サポートとして入らせていただいております。

https://www.saikyobank.co.jp/personal/information/2020/12/in2020.html

これまでは、希望する学生さんたちを乗せたバスで、各企業を訪問するというイベントだったのですが、covid-19のことがあり、オンラインでの開催となったわけです。

あくまで、技術サポート(カメラマンもやります(笑))として入らせていただいていますが、いろいろと勉強させていただいています。

もちろん仕事ですので成功させることが最大の使命ですが、ここで得た経験をノウハウとして蓄積して、今後の配信事業につなげていきたいと思います。

高品質 出張配信サービス、事例紹介

コロナ禍の中、音楽のライブコンサートや演劇に留まらず、会合やセミナーも配信またはハイブリッド(リアル+配信)が標準となってきましたね。

とはいえ、「ライブ配信をしてみたいが機材も持っていない」「どうせやるなら質の高いライブ配信をしたい」「会場には映像設備も音響設備もないが配信をしたい」という声も多いですよね。

一方、「業者に相談してみたが、料金が高過ぎる上、融通も利かず、断念した」という声も聴きます。

そこで、創業以来23年間行ってきたテレワークで培ったネットワーク技術、そして、コンテンツ制作で蓄積した音響ノウハウを活かした高品質出張ライブ配信サービスを始めました。タッグを組んだのは、こちらもリモートワークに豊富な経験と実績を持つ株式会社ジェイワン様。

費用も機材費込みで、標準的な費用の半額以下(実際にはもっと安価です)。

先週~今週で2件、出張配信を行いました。

  ・・・

まず、こちらはホテルで開催された、ある一般財団法人様の総会の模様を全国の会員様にストリーミング配信したもの。

写真1:総会の模様をストリーミングでリアルタイム全国中継

映像は、3カム+ PC(プロジェクター投影+配信)。

正面(バストアップ)カメラにはクリップオンでLEDアレイ照明、質疑応答用(発言者を抜く映像用)に D750 + AFS 24-120/4、会場全体用に GoProという構成です。

こういう広めの会場ではエンコーダー/エクステンダーは必須ですね。素の HDMI じゃ無理ですから。業務用の SDI より Cat5e/6 ケーブルの方がいざとなった時に近場の家電店でも入手可能なのでリスク管理的には圧倒的に有利ですし、何よりネットワークケーブルの方が進化が速く、バリエーションも豊富ですから。

今回の音声は、会場の PA ご担当者様からLINE(+4)でミックス後のものをいただき使用。双方のノミナルでレベルを合わせたので、音響はハンズフリーでした!

  ・・・

そしてもう1件、ある団体様の月例セミナーのリアルタイム配信です。

写真2: 違和感のない会話収録のために C414B XLII を双指向で使用

音声収録は、違和感のない会話収録のために、AGK C414B XLII を双指向性で使用。
AT 841UG バウンダリーマイクの使用も考えましたが、PC やタブレットの操作を手元で行うこともあり、双指向性マイクで収録しました。それにより非常に良い結果が得られました。
音声はマイク、PC、タブレットの3系統を QSC Touchmix-8 に入力しミックス、ATEM mini Pro に LINE OUT(-10)しました。

カメラは正面からのバストアップを Nikon D750 + AFS 24-120/4 に、リングライトをクリップオン。
通常の事務所での撮影なので、シーリングライト(天井取り付けライト)による鼻下、顎下の影をライティングで起こすのがポイントです。

写真3:広くない室内なので影起こしは正面からのクリップオン1発でOK

タブレット端末の手元の操作画面の俯瞰位置からの撮影に ZOOM Q2n にアーム式マイクスタンドを組み合わせて撮影。(机の上の「 の形のマスキングはタブレット配置用のマーク)

写真4:アームスタンドに Q2n を取り付けてタブレット端末の操作を俯瞰位置から撮影

実際には以下のような映像になります。

写真5:実際に俯瞰位置からの配信映像

どちらの案件も、「え?それ聞いてません」ということが満載で、すんなりとはいきませんでしたが、あらゆるシナリオを考えて機材を用意して行ったので、なんとか無事に終わらせることができました。

ライブ配信による会合、セミナー、ライブなどをご検討の企業、団体、個人の皆さま、是非一度、弊社のサービスのご利用をご検討くださいませ。

コロナ後のライブハウスとアーティストの力に

今回の covid-19 で、音楽を愛する業界は大打撃を受けた。

コロナ後も完全に元に戻ることはないかもしれない。

ただ、今回の covid-19 でひとつ収穫があったとすれば、ライブのネット配信が意外と受け入れられたこと。

何より、簡単には見に行けない遠くの地方のアーティスト/ミュージシャンのライブを遠い自分の部屋でゆっくり見られるのは素晴らしいし、アーティストにとってもより多くの人に音楽を届けられ、収入の安定につなげることができる。素晴らしいプロミュージシャンでも、キャパが50人の会場を毎回いっぱいにすることはなかなか難しいこと。しかし、ネット配信なら全国にいるファンに見てもらうことができることがよくわかったと思う。

そして、国境が事実上ないも同然となったこの社会では、未知の病原体によるパンデミックの脅威は年々高まっていることも事実。

そう考えると、今後、ライブハウスなどの会場では、お店で直接ライブを楽しまれるお客様と、ネット配信で楽しまれるお客様の両方にアプローチしていくスタイルを取らざるを得なくなると思う。

とはいえ、障壁は高い。

1.経済面
安あがりなセットを組んだとしても、なんだかんだで100万円近くになる配信機材をおいそれと導入できるライブハウスなど限られてくる。設備投資費用を捻出して導入できたとしても、実際に運用できるかというとまた別だ。

2.人員面
そういう機材をきちんと使って配信するには、1人は付きっ切りで操作しないといけない。
PA(音響)と兼任はかなり厳しい。そして、飲食やら会計やらを担当するのがもう1人。となると、最低3人が必要になる。

3.ソフト面
しかも、PC や通信に詳しくないと、トラブったら終わる。ネット配信を定額前払いで行う場合は払い戻しの問題も出てくる。

4.ハード面
有線インターネットが届いていないお店も非常に多い。そういうお店で満足な配信を行うのはかなり難しい。

そこで、現在開発中。こんなシステム。

1.3カムシステムでトータルで組んでも機材30万円以内。2カムなら10万円以内。
2.専任担当者が不要
3.PCレスで運用可能
4.固定ネット回線がなくても配信可能

これなら、小規模のライブハウスでも十分導入できるし、きっと力になる。

ご期待ください。

プロモビデオへのBGMにご採用いただきました

神戸に本拠を置くギター工房「Soul Sound」様のプロモーションビデオのBGMとして、オリジナル楽曲をご採用いただくことが決定いたしました。ありがとうございます。

ギターのデザイン、素材の木材の選定から始まり、塗装や部品組付けまでをビデオでご覧いただけます。

オフィシャルビデオが完成次第、ここでも公開させていただきます。

SDL Trados へのプロジェクト新規インポート自動化ツール #3

SDL 社にも一応、見解は訊いてみた。

API があるからそれを使え

とのこと。
いや、もちろん、API があるのは知ってるけどさ(笑)

そりゃ、インポートするだけなら簡単ですよ。
↓のメソッドを1発呼ぶだけ。

http://producthelp.sdl.com/SDK/ProjectAutomationApi/2017/html/52fc290c-c4e1-3daf-2227-d69b78594cdc.htm

でもさ、新規インポートするためだけに、クライアント毎のルールを定義したファイルを読み込んで、プロジェクトインポートを自動化するプログラムを C# で組め、と。

いやいや、そういうバッチ機能くらいは、標準で提供してよ、ということですよ。
やっぱりないのね。

そりゃ、組めばなんだってできますよ(笑)

というわけで、やっぱり、sikuli + Perl / Python が一番融通が利いて簡単そうだ。

ついに

1年かけて準備してきた音楽制作事業プロジェクト。
ここにようやく、発表できることになりました。

『日本を代表するアーティスト西慎嗣氏の Studio S-West(スタジオ) / Shinji Nishi Music School(スクール) 様との代理店契約締結に合意。音楽制作・配信を支援するサービスを開始。』

そう。あの西慎嗣氏です。

ミュージシャンズミュージシャン。伝説のギタリストでありコンポーザー。
直接の知人で唯一のグラミーの授賞式に出席した方です。
本当は昨年末には発表できたのですが、非常に残念なことにまさかの covid-19 の感染拡大で送れてしまいました。

しかし、その間も時間を無駄にすることなく前準備の実績を積み上げてきました。
2つのプロモーションのパイロットプロジェクトを始動。
「視聴数向上パイロットプロジェクト」と「エンゲージメント向上パイロットプロジェクト」
いくつかのコンテンツを題材にテストした結果、傾向と対策が見え、その成果として以下のような成果を出すことができました。
企画さえきちんとすれば、まったく無名のアーティストでも、これだけの視聴とエンゲージメントを獲得できるのです。

まだまだ、covid-19 の収束は見えてきませんが、これにめげることなく進めてまいります!

みなさんも、どうかお身体だけには気を付けてお過ごしください。

SDL Trados へのプロジェクト新規インポート自動化ツール #2

【前回までのあらすじ】
SDL Trados が高価な「業務用」を謳ったソフトウェアにも拘わらず、スクリプティング機能がないことから、自前でスクリプティング機能を持たせるため Sikuli(SikuliX)のコードを吐き出すプログラムを作成した。

で、今回はまず、SikuliX のことについて簡単に。
Sikuli は、もともと GUI のテストツールとして作られたもので、ユーザーの操作を自動的に行い、バグをあぶりだすためのツール。
オープンソースで、誰でも用途を限定されずに無料で使用可能。つまり、商用利用も可能、ということです。
公式サイトは、こちら。

http://sikulix.com/

処理系は、Jython (Python on Java)。Sikuli 用のコードも Python 文法に従う。
超有名なツールで、いろんなところに紹介されているため、詳細はここでは省略します。

// Sikuli の詳細を知りたい方は、サーチエンジンで「Sikuli」と入れてみてください。
// 凄い数の参考情報が出てきます。
// かなり面白いですよ。

現行バージョンは、1.1.4。
インストーラー不要で、圧縮ファイルを展開すればすぐに使用可能。

ただ、テストツールということもあり、今回のような場合、Sikuli の中だけで閉じたシステムを作り上げるのは無理。(特にユーザーとのやり取りが発生するようなものは難しい。)

なので、Sikuli のコードを吐き出すプログラムを作成し、Sikuli はそれを読み込んでただ実行するだけとした。これなら、Sikuli のコードメンテナンスも楽になるしね。

(#3 に続く)