高品質 出張配信サービス、事例紹介

コロナ禍の中、音楽のライブコンサートや演劇に留まらず、会合やセミナーも配信またはハイブリッド(リアル+配信)が標準となってきましたね。

とはいえ、「ライブ配信をしてみたいが機材も持っていない」「どうせやるなら質の高いライブ配信をしたい」「会場には映像設備も音響設備もないが配信をしたい」という声も多いですよね。

一方、「業者に相談してみたが、料金が高過ぎる上、融通も利かず、断念した」という声も聴きます。

そこで、創業以来23年間行ってきたテレワークで培ったネットワーク技術、そして、コンテンツ制作で蓄積した音響ノウハウを活かした高品質出張ライブ配信サービスを始めました。タッグを組んだのは、こちらもリモートワークに豊富な経験と実績を持つ株式会社ジェイワン様。

費用も機材費込みで、標準的な費用の半額以下(実際にはもっと安価です)。

先週~今週で2件、出張配信を行いました。

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まず、こちらはホテルで開催された、ある一般財団法人様の総会の模様を全国の会員様にストリーミング配信したもの。

写真1:総会の模様をストリーミングでリアルタイム全国中継

映像は、3カム+ PC(プロジェクター投影+配信)。

正面(バストアップ)カメラにはクリップオンでLEDアレイ照明、質疑応答用(発言者を抜く映像用)に D750 + AFS 24-120/4、会場全体用に GoProという構成です。

こういう広めの会場ではエンコーダー/エクステンダーは必須ですね。素の HDMI じゃ無理ですから。業務用の SDI より Cat5e/6 ケーブルの方がいざとなった時に近場の家電店でも入手可能なのでリスク管理的には圧倒的に有利ですし、何よりネットワークケーブルの方が進化が速く、バリエーションも豊富ですから。

今回の音声は、会場の PA ご担当者様からLINE(+4)でミックス後のものをいただき使用。双方のノミナルでレベルを合わせたので、音響はハンズフリーでした!

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そしてもう1件、ある団体様の月例セミナーのリアルタイム配信です。

写真2: 違和感のない会話収録のために C414B XLII を双指向で使用

音声収録は、違和感のない会話収録のために、AGK C414B XLII を双指向性で使用。
AT 841UG バウンダリーマイクの使用も考えましたが、PC やタブレットの操作を手元で行うこともあり、双指向性マイクで収録しました。それにより非常に良い結果が得られました。
音声はマイク、PC、タブレットの3系統を QSC Touchmix-8 に入力しミックス、ATEM mini Pro に LINE OUT(-10)しました。

カメラは正面からのバストアップを Nikon D750 + AFS 24-120/4 に、リングライトをクリップオン。
通常の事務所での撮影なので、シーリングライト(天井取り付けライト)による鼻下、顎下の影をライティングで起こすのがポイントです。

写真3:広くない室内なので影起こしは正面からのクリップオン1発でOK

タブレット端末の手元の操作画面の俯瞰位置からの撮影に ZOOM Q2n にアーム式マイクスタンドを組み合わせて撮影。(机の上の「 の形のマスキングはタブレット配置用のマーク)

写真4:アームスタンドに Q2n を取り付けてタブレット端末の操作を俯瞰位置から撮影

実際には以下のような映像になります。

写真5:実際に俯瞰位置からの配信映像

どちらの案件も、「え?それ聞いてません」ということが満載で、すんなりとはいきませんでしたが、あらゆるシナリオを考えて機材を用意して行ったので、なんとか無事に終わらせることができました。

ライブ配信による会合、セミナー、ライブなどをご検討の企業、団体、個人の皆さま、是非一度、弊社のサービスのご利用をご検討くださいませ。

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