いやぁ、狭い業界

先日、弊社に「フリーランス翻訳者/レビューア」として、応募して来られた方がいた。

業務経歴書を見ると、悪評を頻繁に耳にする「ある発注元の日本のレビューチーム」で仕事をされていたことが記載されていた。

懇意にしている翻訳会社さまに、ちょっとご意見を伺ったところ、「絶対にやめておいた方が良い」とのご忠告をいただいた。

もちろん、丁重にお断りしました。
トライアルをするまでもない。そんなメンバーが入ったら、プロジェクトがクラッシュするのは目に見えてる。そこのレビューチームの「プロジェクト クラッシャー」振りは酷いらしく、とにかくケチをつけることが自分たちの仕事だと考えているので、外注先が嫌になって辞めちゃうのだ。

日本語のことも、IT のことも良く分かってない(プログラムコードですらまともに書けない)ど素人の帰国子女が、IT の常識にそぐわないレビュー結果を送り付けてきたり、とんでもない要求をしてくるらしい。 しかも、超低単価で。

たとえば、弊社なら、翻訳者1人が翻訳したものを、LQAerが2人(LQ1/LQ2)、FQAerが1人の計4人がワークフロー上に存在する。数百単語のファイルにどれだけの工数が割けるか、資本主義社会に住んだことがある人間なら誰もが分かるはずなんだけどね。
時給に換算すると、「マクド**ドで、アルバイトした方がマシ」なんてことになりそうなこともある。

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